まとめ……
思いの外長くなってしまったこの連載も、取り敢えずこれで終了。
今回のマスク強制→熱中症騒ぎには、もちろん私の体質や体調は関係していたので、起こらない人には全く起こらないことではあると思う。
けれど、逆に言えば、私のように『マスクをするとすぐに苦しくなる』人にとっては、特に屋外の強制は本当に命取りになる可能性があることを実感した。
(西武ドームはドームだけど気温は屋外……より暑いw)
よくよく考えたら、私は子どもの頃からマスクをしない。
進んでするのは大掃除のときのホコリ除けくらいしかしない。
コロナの騒ぎが大きくなっても、私はできるだけ……というより、電車に乗ってもノーマスクで過ごしているが、それは『マスクなんて不要じゃん』の気持ちだけではなく、私は無意識に
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マスクは苦しいからしたくない
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と、自分の身体のためにマスクを外していたのだということを今回、改めて強く感じることになった。
実は今回の野球観戦は2試合連続でチケットが取れていた。
でも、初日で具合悪くなってしまったから、もちろん次の日は行けなかった。
西武ライオンズには、行けなくなったチケットを正式にリセールできるシステムが作られているのだけれど、販売用のコードが何故か郵送で送られて来るシステムになっていて、それに2日かかるとか。
だから、前日に行けなくなったものは、リセールするわけにもいかなった。
FBやLINEで、行けそうな人はいないか聞いてみたけれど、平日の夜に野球のチケット1枚を欲しがる人はそうそういないのは当然のこと。
結局、娘は一人で球場に行き、一枚のチケットは無駄になってしまった。
もちろん、私が体調を崩した責任の一端は私にある。
でも、せめて椅子に座って観戦している間、マスクを外していさせてくれたら、もしかして違ったんじゃないかっていう気持ちは大きい。
そして、今度は意味のないPCR検査の勧め。
熱中症だって、何日もダメージを負うのに、患者のそんな苦しさも無視で、コロナにしか目を向けず、熱を出した人間がマスクしたくないと言うのが、バイオテロでも起こしているような言い方。
この世の何かが大きく間違っているような気がする。
熱中症は怖いよ?
今年はそれじゃなくても特別暑い。
私は熱中症の怖さを知ってるのに、7月8月と二回も起こしてしまった。
熱中症はクセになるし後遺症が残ったりもする。
マスクしたくない人間はそんなに非国民なのだろうか?
どんなに苦しくても、どこでもマスクをしていなきゃ本当にいけないのだろうか?
そんなにマスクって正義なのか?
ウイルスを平気で通してしまうマスクが?
フェィスシールドは何のためにしているの?
ちゃんとわかっていて付けている?
今一度、皆が冷静になって考え直さなきゃいけないんじゃないかって思う。
私のように声を上げられればまだマシ。
世の中には声を上げられない人の方が断然多い。
知らないところで隠れて苦しんでいる人がもっともっといるはず。
そんなことにも想像力を働かせて考えないと、本当に「マスクしていて死んだ」なんてことが起きかねないっていうことを、もっとみんな真剣に考えて欲しいなと、今回の体験で私は強く感じた。
~最後まで読んでくださった方々へ~
この度は、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
マスクが苦しかったんだよという話とPCR検査を強く勧められた不思議を書こうと思っていたら、思いがけず、熱中症の怖さもきちんと伝えられる記事になったようで、少しは皆さんのお役に立てる連載になれたかと思います。
私はこの夏、熱中症は怖いとずっと言って来ました。
その私が2回もなってるんじゃねーよっ話ではありますが^^;
コロナは必要以上に怖いもの言われている影で、熱中症の本当の怖さをきちんと伝えられていない事実にも改めて気づきました。
熱中症もその日のうちに改善されるものではありません。
1週間以上を無駄にします。
皆さんも本気で身体の叫びを聞いて、上手にこの情勢を乗り切っていただけたらと願います。