看板犬の小麦・小雪

獣医師からもらった最高に嬉しい言葉 ~獣医師との信頼関係~

 

我が家の二代目犬の小雪がお世話になっている主治医のS先生は、先代犬の小麦のときからお世話になっている先生。

小麦が急に歩けなくなったとき、死にそうになったとき、そして死んだとき……

とても真摯に患者に向き合ってくださり、患者の声に耳を傾けてくださった先生。

若いけどとても頼りしています。
ジャニーズ系のイケメンだしね( ̄ー ̄)(←ってそこ?w)

 

 

先代犬の小麦が急に死んでしまったとき……

小麦は私たちが気づく半年も前から病気を発症していたかもしれない。
それに気づいたのは、小麦が死んでからでした。

私はそのことをS先生に、小麦が死んでから詳しく伝えに行ったんです。
S先生はその話も本当に時間を掛けて聞いてくれました。

そして最後に私の小麦の異変で気づいたこと、医療に対する気持ち、先生に対する感謝の気持ちを手紙に書いて渡しました。

 

予定ではしばらくそれから先生と会う予定はなかったんだけど(笑)
思いもよらない形で二代目犬を迎えることになり……

小雪を抱いて「先生、もう来ちゃった(*ノω・*)テヘ」って先生と再会。

 

 

その時から、先生は小麦が何も問題がなかった時に比べ、相当意識して小雪を診てくれているのが伝わってきました。

私はもちろん小麦の死に対して後悔が残っていましたが、先生の態度を見て、私だけではなくきっとS先生にも大きな後悔が残ったんだということを感じました。

それがすぐにわかるくらい、先生は変わったんです。
先生が一番変わったのは、本当に詳しく詳しく話を来てくれるようになったところ。

以前から丁寧だったけれど、「こんなにいいの?」と思うくらい、私が納得するまで……いや、それ以上に小雪の様子を聞いてくれるようになりました。

小雪は小麦と同じ掛け合わせ(チワワ×マルチーズmix)なので、万が一同じ病気が出ないように、出たとしてもそれに気づけないことがないようにと、とても神経を使って触診してくれているのもよく伝わってきます。

そして必ず帰るときに「何か心配なことがあったらすぐに電話してくださいね」と付け加えてくれるようになりました。

これはきっと、小麦の様子が変わっても電話すること、病院に行くことを私が躊躇していたことを感じ取ってくれたからでしょう。
小麦のときにはこんな風に言わなかったですからね。

 

先日、小雪の避妊手術をお願いしたときだったかな。

この病院は個人病院ではなく、結構医師の数の多い病院なので、先生に
「先生……先生が万が一、何年か後にでも、この病院からどこかに移るとか、独立するとかになったら絶対に黙って行かないでね」
と話したところ先生は、
「あ、いや……」
と言い始めたので、私は
「え?もうどこかに行く予定があるの?」
とドキドキして聞いていたら
「自分は一生ここに居るつもりなので」
と答えてくれたんです。

なので、「良かったー」と思いつつ……

「小麦は最初から診てもらうことはできなかったけど、小雪のことは先生、一緒に育ててね」
とお願いしたら、

「はい。小雪ちゃんは死ぬまで」

私、この一言を聞いて泣きそうになりました。

 

この言葉だけでね。
S先生とこれからもちゃんと向き合って行こうって思えたの。

こんな素晴らしい先生と出会えたこと、小麦との数年間でここまで信頼関係を築けたこと。

本当に恵まれているなって思っています。

小麦を診てもらったとき、小麦が死んだあと……
思っていたこと、感じたこと、そして感謝の気持ち……

包み隠さず、信頼して伝えて来て本当に良かったと思います。

だからこそ、先生も私の言うことを信じてくれて、小雪の小さな異変に気づいて不安な気持ちを伝えても、ちゃんと私を信じて小雪をしっかり診てくれる。

この信頼関係は、小麦の死というものを一緒に乗り越えなければできなかったなって感じるんです。

だって先生の行動ひとつひとつが、小麦のことがトラウマになってる?と思うくらい、小麦の後悔を二度としないと誓ってくれているって、手に取るようにわかるんだもの。

動物はしゃべれないからこそ、獣医の先生に教えてもらうことってとっても大切なことだと思います。

実は私は、このS先生のほかにもうひとりO先生という獣医の先生にも小麦のときからお世話になっていて、小雪が来てからも何かと私がどういう意識を持って育てていけばいいかなどの相談に乗ってもらうことができています。

信頼できる獣医さんが居てくれるって本当に安心できるもの。

私は小麦の死で、犬の異変にとても神経質になってしまったところもあり、だからといって、すぐに薬!とか治療!とかも思いたくないところもあるので、小麦のときより犬の病気・医療というものをますます考えるようになりました。

 

小麦は晩年、アレルギーがひどくなって毎月のように病院通いをしていたけれど、小雪は避妊手術も終わり、あとは何も問題がないので、フィラリアの薬をもらいに行くときくらいし病院に行くことはないけれど、それでも安心して任せられる医師があの病院に居てくれるっていうのが本当に有り難く幸せだなって思います。

 

しかもホントに娘も認めるイケメンだしね……(って結局そこ?w)

 

 

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