メッセージ

私の夢を応援してもらえませんか? 苦しいことがあって体調を崩したら気軽にカウンセリングに行くという世の中の流れを作りたいたいのです。

実は最近……ある行動を起こしてみました。

とは言っても、私にとってとても苦手な分野で、どう動いていいかもわからないのですが……^^;

なんかはずみでこんなところに応募してしまいました。

【ウーマンドリームアワード2019】

 

自分の夢を語って、それを応援してもらうというシステムのものです。
私、自分の胸に秘めているものを語るのって、本当はとても苦手なのですが、何故か、そろそろ話さなきゃいけないかなと思って、何かの気の迷いで応募してしまいました……^^;

まずは自分の夢を口にするところからしなければいけないので、それを初めてきちんと公に口にしてみようと思います。

 

私はすぐに精神科に行くという今の世の中の流れを変えたい

今の世の中、何か体調を崩すほどの悩み事があったら、それを気軽に相談に行ける場所というものがあまりありません。

もちろん今でも世の中には多くのカウンセラーがいますが、まだまだ日本はカウンセリングというのが敷居が高いですよね。

私も、自分が病んでしまったとき、カウンセラーでありながらどこかに相談に行こうというより、心療内科に飛び込みました。

私の知人も以前、ひどく体調を崩して心療内科に飛び込んだとき
「カウンセリングをしてもらいたいと思って行ったんだよ」
と話していました。

そういう人って多いと思うんです。

精神科・心療内科は話を聞いてくれるところだと思っている人が。
でも現状はそうではありませんよね。

 

精神科・心療内科は話を聞いてくれるところではありません。

体調を崩すほどの大きな悩みがあって、日常生活が困ったとき……

ほとんどの人が精神科や心療内科に駆け込みますよね。
そこに行く最初の目的は、まず「薬をもらおう」というより、実は
「話を聞いてもらいたい」
という目的の方が大きいのではないでしょうか。

少なくとも私はそう思っていました。

カウンセリングをさせていただいたクライアントさんたちもそう思っていた人が多かったです。

 

しかも私自身が、精神科や心療内科がそういうところなのだと大きく誤解してしまったのが、生まれて初めての精神科体験が、幸か不幸かそういう先生に当たってしまったんですよね。

 

私の生まれて初めての精神科受診

私が生まれて初めて精神科に受診したのは、実は、下の娘がお腹の中にいたときでした。

離婚してしばらくした後、上の娘を手放さなければならなくなり、その後に再婚し、下の娘を授かりました。

授かったときは、もう上の娘のことは随分と整理できていたと思っていたのに、お腹が大きくなっていくにつれてどんどん上の娘の……しかも泣き顔ばかりを思い出し、私は精神的にかなりおかしくなり、切迫早産や異常な頭痛などに襲われ、妊娠中盤以降は何度も入退院を繰り返しました。

当時、お世話になっていたのは、地方の国立病院でした。

もう出産まで大人しく入院していればよかったのかもしれないけれど、精神的に不安定な私は、少し体調が落ち着くと帰りたいと泣く始末。

そして、ちょうど産婦人科の目の前にある精神科に車椅子で連れて行かれました。

そこで初めて精神科医という人と対面したのですが……
この先生がすごかった!

泣きながら話す私の話をただ聞いてくれて……
この先生、出産1ヶ月後に私が引っ越すときに紹介状を書いてくださったのだけれど、そのときの紹介状も見事なお手紙状態で(笑)
(引越し後、この紹介状を使うことはなかったので、ずいぶん後になって開封して読むことができました)

最初に出逢ったのがこんな先生だったので、私は尚更、精神科っていうのはそういうものだと思ってしまい、その後、本格的に自分が病んでいると感じたときには簡単に病院の門をくぐってしまったんです。

 

病院は症状に合わせて薬を処方してくれるところ

でも……実は病院はじっくり話を聞いてくれるところではありません。

出てしまった症状に対して、薬を処方し、その症状を抑えるということを基本的に考えるところです。

病んでしまった当初は、まずそのツライ症状を抑えてくれればそれでいい……
そんな風に考える人が多いので、もらった薬に効き目を感じてしまうと、なかなかその先病院から抜け出そうとしようとできなくなります。

そしてそれから先……何年も何年も薬を飲み続けてしまうことになり、性格が変わってしまったり、中には動けなくなったりして人生がどんどん変わってしまう……

そんな状態に陥ってしまうのです。

 

私は長年精神薬を飲み続けて薬漬けになり動けなくなりました

私はひどい不眠症から断続的に10年……その中で継続して7年もの間、精神安定剤と睡眠薬を飲み続けました。

いつの頃からか喜怒哀楽はなくなり、表情は乏しくなり、楽しいことが少なくなり、どんどん動けなくなり、気づいたときにほとんど外にも出られなくなりました。

これは『病気』と言われるもののせいではなく、向精神薬の影響です。

そのことに気づくのに、私は10年もの時間を費やしました。
そして本格的に動けなくなり、「この薬を飲み続けていたら死ぬな」と思って初めて、精神科や心の病に関して疑問を持ち、薬をやめようと思うようになりました。

そう思ってから半年強。
とてもとてもツラい離脱症状と呼ばれる禁断症状と戦い、やっとの思いで断薬。
それまで離婚・家庭問題専門のカウンセラーだった私は、断薬後、断薬相談を多く取り扱うカウンセラーとなりました。

 

精神薬とは決して心の問題を解決するものではない

精神薬というものは、心の病を治してくれるものではありません。
その症状を抑えて、少し楽にしてくれたような気にさせるだけのものです。

そして、その人がそんな状態になってしまったものを解決してくれるものでもありません。

心の病は、なる理由があってなっています。
とてもツラい、苦しい理由があって、身体に症状が出ています。

それをただ薬で抑えたからって根本解決にはならないし、根本解決していないものは、いくら薬を長期に渡って飲んでも、病気になってしまった状態がなくなったわけではないので、いくらでも再発のような状態になるし、薬をやめたあとも長い間、身体の不具合は続くのです。

それだけならまだしも、向精神薬を長い間飲み続けて行くと、どんどん動けなくなります。
そんな人を私は数多く見て来ました。

そして、今度はそれをやめようと思うと、とても苦しい思いをします。
私はそんな人をたくさんサポートして来ました。

一番いいのは、気づいてから頑張ってやめることではありません。

世の中、薬を飲まない人を増やすことなのです。

 

もっと薬の怖さと心の病の真実を伝えられ、話を聞く場所があれば病院に行く人が減るはずと思うようになった

断薬相談をお受けするようになって6年弱……。

本当に色々なパターンのご相談を伺って来ました。

そして気づいたのは、皆が、心の病とはどういうものなのかというメカニズムがわかっていない。
薬を飲むことのデメリットも全くわかっていないということでした。
そして、みんな話を聞いてもらいたくて病院に行き始めたということもわかりました。

そこで、私が思うようになったのは……。

現在のカウンセリングは敷居も値段も高い。
でも、どうにか「話を聞いてもらいたい」と病院に駆け込んでしまう前に、カウンセリングをしてもらう流れにできないか……?
という思いがどんどん強くなりました。

でも、どうやったらできるだろう……?

ただ単に私が講演会などで伝えるとか、値下げすればいいとかそんな問題じゃない。

どうしたらいいんだろう?

そして思いついたのが下記のことでした。

 

高いと思われているカウンセリング料金、病院の初診料と同じ値段なら払えるんじゃないかな

カウンセリングの一番のネックはどうしても高いってことですよね。

『健康保険のきかない診療代金』
と考えてもらえれば、値段的には真っ当な金額なところが多いんですよ。

それをきちんと計算してみると、高いと言われる私の金額も決して高額ではありません。

でも、一見したら高いですよね。

医療費だって実費で払おうとしたら、ものすごく高く感じますもんね。

 

けれど……これだけ病院に行く人が多いのはなぜ?と考えたら、初診料を支払うお金はあるんですよね。

薬を処方されなかったら2000円~3000円くらい。
大体、薬代を処方されたら、3000円~5000円くらいはするかと思います。

皆さん、その代金は支払えるってことですよね?

 

料金を下げるだけじゃなく、気易くなる雰囲気ってどういうのだろう?

料金を下げる……というだけを考えたら、私だけ料金を下げればいいのかもしれない。

でもそれじゃ、別に世の中を流れを変えるっていうことになはならない。

私は、世の中の
『体調を崩すほどの悩みや困ったことがあったときに、まず体調を戻したいと病院に駆け込む流れをどうにかしたい』
と思っているのだから、ただ値下げするとこだけじゃ意味がないんです。

 

そこで考えたのが、カウンセリングのコンビニ化です。

カウンセリングと言うと、個人のオフィスやネットで探して個人的に予約して行くか、病院に併設されているか……

どちらにしても行きづらい。

私は、誰でも出入りしやすい『街の保健室』を作りたいと思ったんです。

 

『街の保健室』とはどんなもの?

私がイメージしたのは『街の保健室』……。

どんなふうなものがいい?と思って考えついたのが、最近よく目にする『手もみ屋』さんみたいなマッサージ店。

誰でも気軽な雰囲気では入れ、手軽な値段でサービスを受けられる店。
そしてちゃんと、高いエステ店とは棲み分けができている。

私、この棲み分けってとても大切だと思っていて、カウンセリング業界全体を値崩れさせる気は全然ないんです。

今まで敷居が高いと思っている人が、身近に感じられるような店は必要。
でも今まで通り、個人的にじっくり受けさせてもらえるカウンセリングも変わらず必要だと思っています。

だからこそ、ただ値下げするだけではなくコンビニ化して出入りしやすくする店と、今までのものが共存できるシステムが大切だと思うんです。

 

精神科に行って支払い初診料程度の料金で、まずは困った症状を含む状態を相談する。

それだけでも、今まで病院に駆け込んでしまい、病名をつけられ薬をもらってしまった人の何%かは、薬を飲まずに済むようになるかもしれません。

少しでも篩(ふるい)に掛けられるようになったら、薬漬けになる人が少しでも減らせるようになるのです。

 

だから、どの駅前にもあるような……。
いつかは交番のように駅前に当たり前にある時代になってくれたらいいなと、そんな大きなことも望んでいます。

それが一番、誰でも気軽に飛び込める場所になると思うからです。

 

そして、子ども用に子ども料金を設け、子どもも何か家や学校で困ったことがあったら、小遣いを握りしめて飛び込めるようにしたいと思っています。

親に叱られた、いじめに遭ったけれど親には相談したくない……。

そんなときに駆け込める場所にできたらと思っているんです。

そういう場所ができることによって、一人でも多くの子どもの命を助けられるようになれたらとも願っているのです。

私の本当の目標はそこで100%の人が精神病院・心療内科に行かなくなること

私は『精神病というものはない』という信念で働いています。

もちろん心からの影響で症状は出ます。
でもそれはあくまでも、ツラい・苦しい体験から出る『症状』なのであって、病気だから出ているわけではないんです。

私はまずそれを一人でも多くの人に伝えたい。

そう思っています。

そして、私の目標は本当はそこで100%の人が病院がいらなくなることです。
親身になって話が聞ける体制ができれば、それは不可能ではありません。

 

現在多くの民間資格カウンセラーが仕事ができないでいる問題も少し緩和できるかも

私が実現したいのはこの『街の相談室』の全国チェーン化です。

前述のように、駅前のどこにでもこの相談室ができるような世の中になればなと私は願っています。

電子カルテで繋いで、どこに飛び込んでも、その人が以前相談に来てくれていたらその履歴がわかる。

出張で大きなミスをした。
実家に帰省したらそこで大きな問題が起きて具合が悪くなった。
仕事帰りにどうしても沈んでしまった。
旅先で失恋してしまった。

そんなときに即、「話を聞いてくれ!」と飛び込める。
そんな場所があったら……。

そんな風に思ったんです。

でもそうしたら到底私一人でできる話じゃない。

だから、そのためには多くの人の手が必要。
だとしたらどうしたらいい?

と考えたとき、今の世の中、本当に多くの民間資格のカウンセラーが仕事ができないでいる現実を思い出しました。

臨床心理士などの資格をお持ちのかたは、どこかに就職することもできます。

が、意外に高いお金が掛かるのに、民間資格のカウンセラーは就職なんてできる場所がありません。

本当はどこかに勤めて経験を積めれば、カウンセラーの質は全体的に上がるし、もっともっとカウンセリング、カウンセラーという言葉が浸透すると思うのに、現状は働く場所がない。

自営で集客できない人はどんどんせっかく取った資格を腐らせてしまう結果になってしまう。
最初は「誰かの役に立ちたい」と資格を取ったはずなのに、それってなんてもったいないんだろうと思うんですね。

なので、そんな方々にきちんと研修を開いて学んでいただいて、そして働いてもらえたらどうだろう?と考えました。

そうなれば、相談したい人も相談を受けたい人もwiin-winなのではないだろうか?

そんな風に考えています。

 

こんな大きな規模の夢がどこまでできるのか全くわかりません。でも応援していただけませんか?

正直、これを考え始めたのは数年前。

でも、何をするにも先立つものが必要で、それが何もないので、私は何ひとつ一歩が踏み出せていません。

でももし、少しでも『病院や薬を必要としない世の中』に共感をお持ちいただけたら、この私の夢を応援していただけませんか?

 

ただの戯言に終わるかもしれません。

そう思って、数年前に思いついたこの夢を大きな声では言えませんでした。

でも、やっぱりこの思いを捨てることができないんです。

そして今回、何の気の迷いか……^^;
自分には到底似合わないものに申し込んでしまいました。

 

現在、webでの投票をお願いしている状態です。

是非、こちらで一票入れていただけませんでしょうか?
Webからだとこちらから投票できます。
40歳以上の26番にエントリーしています。

ウーマンドリームアワード2019 投票ページ

 

投票には39歳以下の『DREAM WOMAN部門』も投票いただく必要があります。

上記リンクのページ下部にそれぞれのかたのメッセージがありますので、そちらをご覧いただいて合わせて投票いただけますようお願いいたします。

 

投票ページではこの写真が採用されています。

 

また、具体的にもっと応援したい!
一緒に実現したい!
などのお気持ちがあるかたは、是非ご連絡いただけたら嬉しいです。

 

こんな風に自分の気持ちを話すのは、本当に元々苦手なので本当に勇気のいることでした。

今も話して良かったのか、話して何になるのかはわかりません。
今でも正直怖いです。

 

でも……こんな長文を最後までお読みいただけた方がいたとしたら、それだけで本当に嬉しく思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

-メッセージ