いろんな意味で恐る恐る生きてきた私は、きっと世間一般的に思われている印象よりかなり怖がりです。
それを「ふーみんから聞いて知ってるよ」と言える人は、かなり私と親しい人だと思います。
そのくらい、実は私は、外側のイメージと内側のイメージのギャップの激しい人間です。
今までそんなこともネットに書いて来たことってあまり無かったかなぁ。
まぁ、心の病のメカニズムを理解している人なら
「病んじゃうような人だもん、そうだよね」
と思うと思いますが……^^;
で、その中でも一番怖かったのが、『人に嫌われる』ということでした。
これには明らかに理由があってね。
その理由に関しては、また後日、別記事に書くことにしますね。
でね、2月25日の53歳の誕生日以降……
別に何があったってわけじゃないんだけど、なんだか色んなことから抜け出しちゃったみたいでね。
なーんか、色々と面倒くさくなっちゃって、いいやー!ってね(笑)
その中のひとつの気付きに
「あれ……?
私ってば、もともとそんなに好かれていないのに、
何をそんなに嫌われることを恐れているんだっけ?」
って思ったの。
なんか……こうやって冷静に文字にしたら笑えちゃうでしょ?
私自身、これを思った時点で笑っちゃった(笑)
そう。
元々きっとそんなに私を好いてくれている人って多くないと思うのよ。
私の葬式なんて一体何人の人が来てくれるんだ?と思うくらい少ないんだから(笑)
別に自暴自棄になって言っているとかじゃなくて、本当に冷静に考えてみると、元々そんなに友だちとかいないわけ^^;
なのに今更、嫌われるとか……。
そんなのを恐れているなんてバカみたいじゃない?(笑)
って、なんだか急に思っちゃったんです。
そりゃーね。
現実社会でそんなに嫌われまくっていたら、これまた生きづらくて仕方ないと思う。
でも私、これでも現実社会でSNSでつながっていない人たちとは、意外と人とうまくやっているわけ。
仕事にも全く差し支えないしね。
じゃ、何が怖いの?と考えてみると、嫌われるっていう恐れはSNSで会ったこともない人から批判コメントもらうんじゃないかとか、会ったことがある人でも、今後一度も会わなくてもそんなに痛くも痒くもない人だったり……。
そんなことなんだよね。
で、言いたいことも言わずに、Facebookでも、書いちゃー消し、消しちゃー書いてまた消し……とか、ホント、バカみたいないらない労力使ってさ。
まず、こう思えて自分の愚かさに笑えちゃった時点で、ひとつ、拘っていたことがどうでも良くなっちゃった(笑)
加えてね。
その「嫌われる」とか思っている対象って、別に、私が好きで好きでたまらない人……とかではないわけよ。
よくよく考えると、ほぼ、私の人生に必要のない、生きていく上で困らない方々なわけよ。
SNSの繋がりなんてそうじゃない?
昔からネットの繋がりって
「パソコンの電源を切ったら、その関係は終わりだよね」
なんて言い合っていた。
そんな関係の人、いっぱいいるよね。
私の悪口を知らないところで言われようがどうしようが、私が生きていく上ではなーんにも困らないわけ。
私から見て『好きな人』って思って、本気で嫌われたくない人、縁を切りたくない人って、冷静に考えてみるとそんなに多くないのね。
中には、切れることを望んでいなかったのに、揉め事が起きて切れてしまって、とても残念だなって思う人も中にはいる。
でも、だからってその人と切れて生きていけないかった言ったらそうじゃないよね。
嫌われることって実はそんなに怖くないことだと思うの。
誰しもが「嫌われたかも」とか思ったり批判コメントをもらったりすると、そればかり気にしてしまう。
でもさ。
その反対に、自分が好きな人、自分を好いていてくれる人も必ずいるわけで、「貴方と出逢えて本当に嬉しい」とか「大好き♪」とかいうコメントをくれる人、いない? いるよね?
人間ってなんでか、そういう嬉しいことを言ってくれた言葉は素直に受け取れないで、妬み・僻みの顔も名前もどこの誰だかわからないような人のコメントとかばかり受け取っちゃったりして鬱々な時間を過ごしたりしてね。
よくカウンセリングの時にはクライアントさんに話すのだけれど、見えないお化けと戦っているときが一番ツラい。
私は今回、『人に嫌われる恐怖感』というものがどこから来ているのかも自分でちゃんと言葉で説明できるくらいわかってしまったし、だからこそ解消する考え方もできるようになった。
なんとなく生きづらいお化けを見える化するって本当に大切なことなんだよ。
人に嫌われるのが怖いと思っているそこの貴方……
小学生の時みたいに、
「嫌いで結構!好かれちゃ困る~!」
とかって声を大にして言っちゃえば、意外と簡単に済んでしまうことなのかもしれないよー?^^