『かさこ塾』の3回目の受講日に行ってきました。
今日『名刺のダメ出し会』という、まぁ、
「この名刺はここを直せばもっと良くなると思うよ~ということを伝え合う提案会」
なのですが……
もちろん、アドバイスをくださった方々は、提案という形で書いてくれていましたけどねー^^
こういう端的な言葉、一言でわかりやすいし、かさこさん好きそうだよね(笑)
(キチガ○医のうつみんもこういう言葉好きだし。この二人、なんか似ているところがあるんだよなぁw)
でも、私はこの『ダメ出し』という言葉に対してアレルギーが強過ぎてね……(苦笑)
というのも、心が病んでしまうタイプの人って自己肯定感が低い人がとても多い。
私も例外ではない(←精神薬断薬経験者なお陰で、断薬カウンセリングとかやっている人間なので^^)。
私はひとつを注意されたくらいのことで、全人格を否定されたと思うほど『ダメ出し』とか『注意される』とかいうことに本当に弱い。
どのくらい弱いかと言うと、「うるさい」と注意されただけで、生まれて来たことを後悔するくらいの勢いで弱い(笑)
だから、その辺の言葉選びはクライアントさんに対してもとても気を使う。
私は断薬するときにかなり内観して、自分の思いグセなどを理解しているので、
できるだけ気にしないようにし、できるだけ傷つかないように
「私の人格を否定されているんじゃないよ」
と自分に教えているのだけれど、それでもこれはなかなか手強い。
私は幼い頃、何でもかんでもことごとくダメ出しされ、何なら行きていくことすら許されないのか?と思うくらい、「あれもダメ・これもダメ」とダメ出しされ、なかなか自分のしていることを認めてもらうことができなかった。
褒められるのの数倍のダメ出しを受けて来て、生まれて来たことまでダメ出しをされて来ているから、私にとってダメ出しは生きることへのNGというイメージを抱くのだ。
「お前を生まなきゃもっと楽だった」
とか
「お前なんか生まれて来なきゃ良かった」
とか
「お前が男の子じゃなかったから、お父さんは迎えにも来てくれなかったんだよ」
とか……
女で生まれて来たこと、いや、生まれて来てしまったこと自体にダメ出しをされ続けて来た私はその度に「誰も生んでくれと頼んでないよ」と思い、今でもそう思っている。
残念ながら、生まれて53年間「生んでくれてありがとう」と思えたことがないし、言ったこともない。
多分、これは一生言えないと思う。
私は自分の思考の癖を理解していて、何が苦手なのかをよくわかっているのから、積極的にそこに関わらないようにして、無理に闘わないようにして、傷つくのを防いでいる。
子どものときに大きなキズを負って、強度なアダルトチルドレンになってしまっている人は自己肯定感が異様に低いので、私は意識して、その低い肯定感を上げられる思考に持っていけるように言葉がけをする。
自分の思いグセに気づくと、無理にそれを変えようとする人も多いのだけれど、長年培われた性格や感じ方はなかなか変えられるものではないので、無理にそう思わなくていい。
性格を変えたいとか思うのではなく、
・自分の思いグセはどこにあるのか
・自分はどんなことに弱いのか
・それはどうやったら対処できるのか
などに気づくことが大切になる。
私がこんな思考癖なので、私が感想を書く場合もダメ出しをするのではなく「こうしたらもっと良くなるかも」というような形で書くように意識した。
こういう主タイトルって意外と大切で、『ダメ出し会』という言葉を文字通りにしか受け取れず、ダメ出しするところしか探さない人もいるので、思いもよらぬミスリードしてしまう場合もあるので注意は必要だよな~なんて感じた。
『こうしたらもっと良くなるよの会』と言うようになるだけで、皆のコメントの仕方が変わるんだよな~。」
って思ったのが私の超素直な感想です。
ま、私が極度の『ダメ出し恐怖症』なだけだから、どーでもいいんだけど……ね(笑)
あ、コレ、子どもを叱るときも同じですから、参考にしてくださいね。
「こうしちゃダメなんだよ」というデメリットではなく
「こうしたら今よりもっと良くなるね」というメリットを伝える。
そうすると、同じことを言っても、子どもも素直に受け入れられるようになります^^
自分がなんとなく生きづらく感じる思考の癖がどこから来るかわかると、それだけでもずいぶん生きやすくなります。
それが、『楽に生きよう!』を目標としている『楽イキ!メソッド』。
カウンセリングというのは、心が病んでいる人が受けるものではありません。
本当は、病んでしまう前に気づくのが一番いいんです。
「自分は何だかわからないけれど、自分の評価が低くてたまらないし、生きづらいんだよな~」
という方は、一度、その思考の癖がどこから来ているものなのか、それをどう面倒見られるようになったら楽になるのか、カウンセリングを受けてみませんか?
私みたいに、「この言葉は苦手なんです」ということがあっても、それをちゃんと自分で面倒見て、納得させるようになるので、それでものすごく傷つくことも卑屈になることも、ましてや病んでしまうことも必要なくなりますよ^^
カウンセリングって、実はそういうものなのです。