カウンセラーという職業

カウンセラーが本当にできなきゃいけないことは『癒やす』ということではないと思う

カウンセラーになって、もう14年めになった。

長くやらせていただけたお陰で、カウンセラーに成り立ての方からも多くご相談をいただくようになりました。

カウンセラーと一言に言っても、いろんな形のカウンセラーが居るよね。
カウンセラーの講座も山のようにあり、色々なことを教えてもらうことができるからね。

 

でも今って、私がカウンセラーになった頃より手軽に講座を受けられるし、たった数回の講座を受けるだけでカウンセラーになれてしまうから、本当に大切なことを教えられているのかな? 学べているのかなっていつもとっても疑問に思っているの。

今、ほとんどのカウンセラーは、カウンセリング技術など、本当にクライアントのために必要なことではなく、集客のことばかりを学んでいる。

それはそれで大切なのはとてもよくわかるし、教える側もその方が簡単に人もお金も集められるしね。

でも……本当にそれでいいんだろうかって私はいつも思ってる。

 

カウンセラーのブログを見ると、その辺に落ちているような綺麗事がたくさん並んでいる。
ちょっと本を読めばわかるような、上っ面なことばかり書かれている。

インナーチャイルドを癒やすとか、心を癒やすとか……
『癒やす』という言葉もとても便利に使われている。

 

でも本当に綺麗事を並べているだけで、『癒やす』ことってできるのかな?

綺麗事を書いている人は本当に、綺麗事を並べていれば物事は解決すると思っているのかな?

 

私がクライアントだったら、他人に癒やしてもらうことはできない。

 

私だったら、自分が選んだ愛する人と優しい時間を過ごすとか、自分自身ととことん向き合って自分の頭の中で物事を理解して納得することでしか、解決して癒やされることなんてできない。

じゃ、カウンセラーは不要なの?
カウンセリングは無駄なの?

って、そうではなくてね。

 

カウンセラーやカウンセリングの役目って何かと言うと、クライアントを癒そうとか、問題を解決してやろうと考えるのではなくて、クライアントが本当に問題を解決して自分自身を癒せるようになるにはどうしたらいいか……

それをアドバイスできるようにならなきゃいけない。

そのために力を発揮するのがカウンセラーの大きな役目だって私は思うし、そうできるようにするにはどうしたらいいのかを学び続けるべきだって私は思うの。

 

私は毎日毎日、人の『心理』っていうものを考えている。

「こういう時、人はどういう気持になるんだろう?」
「こういう時の気持ちはどんな言葉で表現すれば伝わるんだろう?」

そんなことばかりを考えている。

 

私は、そういうことを考え続け、そういうことを追求したいと思っているカウンセラーの人と語り合いたいっていつも思っていて、そんなカウンセラーの人と出会いたいって強く強く望んでる。

そして私と同じようなことを望んでいる後輩カウンセラーの相談に乗ったり、アドバイスができるようになりたいなって思っていて、そんな塾が作れたらなって思って、こんな発信を続けて行こうって最近特に強く思うようになってきています。

 

 

そこで……!

月に一回、カウンセラー・セラピスト・占い師など、人の相談に乗っているお仕事をされている人たちの困ったを皆で話せる相談会をオンラインで開きたいと思っています。

毎月第3月曜日の21時~1時間。
ZOOMにて相談会を開催します。

どんなことを学べばいいのか、どんなことを意識すればいいのか……

そんなことを参加者皆で考えて行ける時間になればいいなって思っています。

参加費用は3000円。

一人でも参加希望者が居れば開催します。

個別相談ではないので、深い話はできないと思いますが、私も私以外の相談者さんがどんなことで悩んでいるのか聞けたら、新たな学びになると思うのでとても有意義な時間になるかと思います。

 

参加ご希望のかたは申し込みフォームにて参加希望をお送りください。
改めて詳しい日時や参加方法などを、ご連絡をさせていただきますね。

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