先日見たFacebookの広告で
『アドバイスするのがカウンセラーではありません』
という文言を見てビックリ!
私は14年前に
『話を聞くだけがカウンセラーじゃない』
と習ったし、私もそう思う。
話を聞くだけなら、ぬいぐるみだってできるわけよ。
カウンセリングに大切なのは、まず傾聴って言われるけれど、傾聴って、ただ話を聞くだけじゃないからね?
話を聞いている間に
「この人のどこに問題が潜んでいるんだろう」
「この人は何に気づけずに苦しんでいるんだろう」
そんなことを頭フル回転させながら話を聞き、そして必要なアドバイスをする。
それがホントのカウンセリングだと私は思っています。
聞く力はもちろんだけど、質問力、アドバイス力……
カウンセラーはその人の問題点を一緒に見つけるだけでなく、
「じゃぁ、これからどうしたら……」
それを見いだせるまでのお手伝いをするのがカウンセラーなのです。
誰でも数日で簡単になれるという広告に騙されないで欲しい。
それで本当に困るのはカウンセラーになった人ではなく、そんなカウンセラーに相談に行っても何も解決に至らなかったクライアントさんなんです。
私はそんなクライアントさんを何人も見てきた。
カウンセラーを目指すなら、カウンセラーとして活動するのなら、そこをちゃんと理解して欲しいって心から思います。
※近いうちに、カウンセラーさんを始めとした相談業の方々のための『カウンセリング塾』を開催します!(,,>᎑<,,)