ふーみんのひとりごと

『素直に生きる』ってどういうことだろう?

昨年からの私、ものすごく

『素直に生きる』

を意識するようになっています。

 

でも、元々が自分がこう思っていると相手に伝えるのもとてもヘタくそだし、
大丈夫じゃないときほど大丈夫って言っちゃうし、
なんだかものすごく可愛くない。

その私が『素直になる』を意識するってものすごく大変なことなの。

 

 

でも、昨年から、なんだかものすごく苦しくなって来て。
「おちおちしてたら、このまま死んじゃうかも?」
って思うようになった(笑)

で、私がもう少し呼吸を楽にして生きられるようにするにはどうしたらいいんだろう?
って考えるようになった。

そのひとつに、夫と2日間に渡っての話し合いがあった。

そこで我が家は夫婦の形が少しだけ変わり、
そのお陰で、夫婦喧嘩がほぼなくなった。

 

でもこれって、『正直』にはなれたけど、まだまだ『素直』になれているものじゃないって感じがした。

あれ……?
正直と素直ってどこが違うんだろう?

辞書で引いてみた。

正直……
正しく素直で、偽り・ごまかしをしない性質・態度。

素直……
ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと。

うん、微妙に違う。

正直になるのは私は努力でなんとなかなる。

でも素直になるのは本当に難しい。
一番は「ひがんだ所がなく」ってところかな。

だって私は、人に「それがいけないんだよ」と言われると、全人格否定と捉えるくらいの人間で、かなり落ち込んでしまう癖があるから……。

でもそんな私が、今年は随分と人の話を素直に聞くようになった。

「そこが悪いんだよ」
「こうした方がいいよ」

そんなアドバイスを素直に聞くようになった。

もちろん痛くないわけじゃない。
まったく自分を否定されていると感じないわけじゃない。
卑屈にならないわけでもない。
ちょっと哀しくならないわけでもない。

 

それでもね。
自分を素直にしてあげたいんだ。

人間の可愛さってそういうところなんだって。
だったら私って本当に可愛くない人間なんだよね。
なんてことも思う。

 

私はカウンセラーだから、もちろん生き方の相談にも乗る。
その時に私がこんな風に、自分を意識付けしていることをクライアントさんが知ると

「先生もそんなこと考えるんですか?」

みたいなことを言われる。

いやいや……人間いくつになっても修行よ^^;

長年生きてても自分でどうすることもできない思考の癖や、全く気づいてないこともたくさんあります。

カウンセラーなんて他人のことはわかるけど、自分のことはてんでダメ……なんていう人だってたくさんいる(笑)
私もその一人……^^;

自分の持っていた大きな問題は片付けて来られたけれど、なんとなく生きづらい性格をどうしようか……
なんてのは未だ、未だトライアンドエラーの毎日。

 

昨年からこんなことばかりを考えるようになり……
でも、考えられることはとってもいいことで……。

昨年の終わり近くから、ほんのちょっとだけ自分の居場所が変わって、生きやすい、呼吸しやすい場所へ移動することができた。

それでもまだまだアップダウンする毎日だけれど、そのアップダウンも含めて素直に生きていられたらなぁ……なんて考えながら毎日を送っているんだ。

 

素直に生きられるようになるために、色んなことを変えた。

昨年から一番大きく変わったのは、できるだけ自己開示するようになったこと。

もちろんそれは話せる人にしか話せないけれど、以前はそれすらできなくて、いつも一人で抱えてて苦しくなって死にそうになって……
それでも笑っていて、心のバランスを崩した。

今は「死にそう~!」と思ったときは、素直にヘルプサインを出すようになった。

素直に人に相談するようになった。

まだまだそれは一部の場所だけど、それだけでも随分生きやすさは変わった。

 

自分がそうするようになったら、ものすごく心強い味方ができた。

本来、一番素直になりたい場面ではまだまだ素直になれないけれど、それができるようになるためにアドバイスをくれる味方ができた。

家族にも物事を素直に話すようになった。

特に娘には、今まで話せなかったことを年末に正直に話した。
そこから私は、今までない顔を娘に見せるようになった。

家庭でも前より生きやすくなった。

 

今まで生きづらくて生きづらくてたまらなかった私だけれど、少しずつ少しずつ、自転車を乗れるように練習しているときと同じように、毎日本当に少しずつ、今までできなかったことができるようになりたいって思ってるんだ。

 

素直な女性って可愛いよね。

そんな女性にこれからでもなれるかな……。

-ふーみんのひとりごと