先日、プロカメラマンに写真を撮ってもらいました。
撮ってくれたのは、西荻窪にあるスタジオミルクの真咲映香カメラマン。
彼女のスタジオで、ラクジュアリーフォトという企画があるのを知り、しかもモニター価格で体験できるということで思い切って申し込んでみました。
女性カメラマンであるということ。
スタジオ内で撮影してもらえるということ……。
そんな安心感から、撮影前から服装を相談させてもらい、少しワガママな注文もさせてもらいました。
今回はただのプロフィール写真撮影ではなかった
私のような、ネットで集客をする仕事をしていると、プロフィール写真をプロカメラマンに撮影していただくことは多いですよね。
私も過去に何回か撮ってもらったことがあります。
でも、今回の撮影依頼はそういうものではありませんでした。
今回は前述の通り「ラグジュアリーフォト」という企画に応募したのですが、その企画って以前はセミヌードを撮影してもらう企画だったそうです。
今ではその企画も多少変わったのだけれど、ヘアメイクもしてもらえ、いつもとは違うラグジュアリーな雰囲気で撮影をお願いできるというちょっと普通とは違う企画。
そんな企画に申し込んだので、今回は私もわがままなお願いをすることにしました。
少し悩んだけれど、やっぱり今回のテーマは『脚』にすることに。
勇気を出して、とにかく脚をクローズアップし、目立たせることをお願いしてみることにしました。
「ミニスカートで写してもらいたい」
という希望を伝えたら、カメラマンのかたも
「わかりました。テーマは美脚で行きましょう!」
と言ってくださって、そういう写真を残せるよう全面協力してくれました。
実は私の『脚』、とてもよく褒められるのです
実は私、脚をとても褒められます。
私なんかより脚が細い人はたくさん居ますが、私はラインがキレイと褒めてもらえます。
最近、ミニを穿く機会が増えたので特に褒めていただくようになりましたが、10代の頃からずーっと脚は褒められて来ました。
骨格自体が真っ直ぐなのでO脚でもX脚でもなく、キレイに見えるようです。
小さい頃から小児喘息で運動できなかったので、脚に筋肉がなく、どんなに太っても今まで「脚が太い」と言われたことはありません。
そして痩せ始めると必ず脚から痩せる……。
しかも、今の子は脚の長い子が多くなりましたが、私の年代ではそれほどでもありません。
でも私……長さもそこそこあるんです(笑)
パンツを買うときは股下78cm以上。
ヒールを履くことを考えたら82cmのものを買います。
長いでしょ?(笑)
上半身がガッシリしてしまっているのでアンバランスではあるのですが、それでも、脚だけは本当に長い・キレイと褒めてもらって来ました。
自分の長所を素直に認められなかった
でもね……。
私はそれをどんなに褒められても、素直に「ありがとう!」とは言えなかったんです。
子どもの頃……いや、10代後半の頃かな。
ある会社の面接で「私はキーボードを打つのが早いと話して来た」と姉に言ったんです。
私、実際早いです。
昔あったワープロ検定で言えば、1級レベル……10分で2000文字(1分200文字)打てます。
キーパンチャーの仕事(←今ではわかる若者はいないね^^;)もしていましたが、同期で一番でした。
それを「凄い」と評価もされていました。
だから、それを正直に話してきただけで、またそれを正直に姉に報告しただけだったのですが……。
なのに姉に
「そんな風に人に自慢するものじゃないよ!」
と叱られたんです。
姉は8歳年上。姉の言うことは絶対でした。
後に、姉は嫌いな私に追い越されることは許せなく、自分より勝ちそうな私の長所を潰したかったのだなと理解できましたが、その当時はそんなこと、もちろん理解なんてできません。
なのでそれ以来私は、「自分の長所や得意なことを話すのは自慢と取られる」とインプットされ、自分で自分の長所だと思えることも、人に褒められたことも自分でそれを表立って認めることも、話すこともできなくなってしまいました。
でもね……告白します……。
ハッキリ言って私……
ずーっと脚は自信あった!
自分でも、この歳にしては脚は長いと思うし、
線もキレイだと思ってました!(笑)
それでも私はずっと脚を褒められると
「そんなことないよー」
「身長が高いからだよー」
と謙遜して来ました。
だから、いくら褒めてもらっても、褒めてくれた人に素直に「ありがとう」と言うこともできなかったんです。
私の意識の転換
でも……ね。
なんだかそれももう疲れちゃった(笑)
50歳も越え、人生も残りの方が少なくなって来て、もういつ死んじゃうかわからないんだから、なんだかいつまでも自分のいいところを認められないのももったいないなって思ってきてね。
しかも最近なんだか、ミニスカートじゃないと
「あれ、今日はミニじゃないの?」
って言ってもらえるようになって……。
54歳って言えば、もう「イタイからミニなんてやめろ」と言われるくらいの歳。
いや、50近くになるときに中学のクラス会で
「お前、50過ぎてもミニ穿くん? 穿くなら写真撮ってやるよ」
って言ってた同級生が居た。
ってことは、50歳を超えてミニスカートっていうのは、やっぱりそんなに普通のことじゃない。
それをね。
54歳になって「今日はミニじゃないの?」「ミニ似合う」「ミニ穿きなよ」「ミニの方がいいよ」って口々に言われるのって……
こんなに嬉しいことないよね!ヽ(^。^)ノ
って、素直に思えるようになって来たんです。
だって……
他人(ひと)が欲しくても簡単に手に入れられないものを持っているのなら、それを隠すのはもったいないでしょ?
私はこんないいものを持っているのよって自慢したって……
そろそろいいよね?
「私の自慢は脚ですヽ(^。^)ノ」
って言ったってもういいよね?
って少しずつ思うようになり、いつまでも遠慮してないで、自分のいいところ、人に褒められるところを、いい加減、素直に受け入れることを決め、「今回の写真は脚が目立つように撮ってください」ってお願いして、着るものはミニスカートオンリーにしたんです。
その結果……
で、今回撮ってもらったのがこんな写真……
ハイ! 調子こいてます(笑)
でも調子ここうと決めて撮ってもらった写真だから、私はとーっても嬉しいのです。
座っている方なんて……ものすっごく脚が長く写ってない?
Facebookにも上げたら、いっぱいお褒めのコメントをいただきました。
そして
今回はそのお褒めの言葉を、全てありがたく受け取らせていただきました!^^
どんなポーズが脚が長く見えるのかって、色んなポーズを試し……
いつ・どの場面で使うんだよ?という、こんなのも撮ってもらいました(笑)
註:拡大しても中は見えません(笑)
あ!もちろん「どこで使うんだよシリーズ」ばかりじゃないですよ!
今回撮影してもらった中から、SNSのプロフィール写真を全てコレに変えました!
とっても評判いいです!(-´∀`-)
他人(ひと)から見たら全然大したことないことかもしれないけれど、私にとっては大きな大きな一歩となった今回の撮影でした。
女性カメラマンにお願いしたからか、今まで固く閉ざしていた自分の固い殻を思い切って脱ぐことができ、色々と相談もできて本当にとってもよかったです!
これからは私、自分の脚のことを誰かに褒められたら遠慮なく、「ありがとう!」と受け取らせていただき、
「うん!脚が自慢なの!」
と言おうと思っています(-´∀`-)
皆さんも、もし私のように何か遠慮して、いらぬ謙遜をしていることがあったら、思い切ってその無用な謙遜、やめてみませんか?
謙遜している間に死んじゃうかもしれないよ?
自分を最大限に喜ばせられるのは自分だけです。
自分のいいところをめーいっぱい受け入れてあげて、自分を喜ばせてあげた方がよくない?
私は最近、やっとそう思えるようになりました^^