メッセージ

【プロのプライド】というものを熱く語ってみた

 

私のように目に見えないものを商品にしている人って、いつでもどこでも誰でも簡単にできるものだと思われるし、現にちゃちゃっと真似してやっている人もいる。

「そんなの簡単じゃん」とか無神経に言う人もいるしね。

 

でも、プロでやっている人たちは、簡単なことをちゃちゃっと有料しているんじゃないんだよ。

いいものを提供するために、自分の時間もお金もいっぱい掛けて学んで、やっと人に提供している。

 

カウンセリングなんて特にそう思われる。
いつでもどこでも誰でも、人の相談なんて簡単に乗れると思われている。

だから、プライベートのときに「カウンセラーなんだから」とか「カウンセラーのくせに」とか言われけど、それ、本当に嫌い。

私の勉強会に出てくれた人はわかったはず。
私が、プライベートのときとカウンセラーになったときの言動も頭の回転も意識も明らかに違うということを。

 

プロの仕事っていうのはそういうもの。

まぁ、そういうことを言う人は、そもそもカウンセラーという仕事をそんなに簡単にできるもんだと思っているのだろうけどね。

人の話を聞く、相談に乗る、アドバイスをするのをブロとしてやるには、相当技術が必要だっちゅーねん!
って言ってやりたいって思っても、いちいち言い争うのも面倒だから言わないけど……。

 

だから、ちゃんとカウンセラーに相談したいと思っていらしてくださるかたには、プロとしていつも全力を心がけて対応するし、それ相応の対価をいただく。
だつて、素人が提供できないものを提供しているのだから。

それがプロというプライド

 

逆に言えば、提供する側はそのプライドをいつまでモ保てるよう研鑽しなきゃいけない。
それがプロの責任というもの。

それも忘れちゃいけないと思う。
他人(ひと)様からお金をいただいているのだから。

 

Facebookなどで悩み相談をしている記事を見ると私も、「私に相談してくれればー!」って思うこともある。

でも、私は口を出さないって決めている。

なんかセールスみたいに見られてもイヤだしね。
それに私はブロだから、本当にブロにお願いしたいと思ってくれた人だけに、ちゃんとしたものを提供できればいい。

そう思っているから。

 

相談する人も乗る人も……素人レベルでやっているだけで満足できるならそれでいいんだよ。
って、スルーすればいいんだなと思えるようになってから、自分の存在価値を否定することもなくなったし、自分の提供しているものに期待されていないんだなとかってガッカリすることもなくなった。

私がこんな風に思えるようになったのは10年過ぎてからかな。(←時間掛かり過ぎなんじゃないの?w)

 

こんな風に割り切れちゃうようになるまでは、少し時間が掛かるかもしれないけれど……

でも、考えてみてね。

お掃除だって洗濯だって、日常で誰もがやっているのに本当に困ったらプロに頼むでしょう?

そして、プロの技は違う!
って感動するでしょう?

それでいいんだよ。

 

素人同士が簡単にアレコレやっていて、ちょっとモヤってすることがあっても、真似は真似。
素人は素人。

こっちはいつでもプロとして、ちゃんと対価をいただけるものを提供できるように研鑽を続けておけばそれでいい。

そして誰かに「そんなの簡単じゃん」って言われたら、「この人わかってないんだなー」ってほくそ笑んでやればいい。

いい気はしないけどさ。

 

でも、それがプロのプライドであり、プロとして活動するなら大切にしなきゃいけない部分だと私は思う。

そういうのがあるから、いつまでも素人に負けないように一層頑張ろうと思えるんじゃないかな^^

 

プロになり立ての人には特に、そう開き直って思えるまで、頑張ってもらいたいな〜
なんて思った年末です。

-メッセージ
-, , ,