今日は夫と二人で、私の母のお墓参りに行ってきました。
実は……とても罰当たりなのだと自分でも思っているのですが、母のお墓参りは本当に久しぶりでした。
何年ぶりだろう……。
実家にももう何年も行っていないので、仏壇にも手を合わせていません。
様々な事情により、私が入院したときでも連絡しないくらい実家とは縁遠くなっている状態ですが、別に母が嫌いなわけではありません。
でも、時々思い出したり話しかけたりはしているものの(それも年に何度かしかないけどw)、我ながら罰当たりなやつだなぁと思いつつ、それでも今まであまりお墓に行こうとは思いませんでした。
それが今回はなぜだか……
夫と「お墓参りに行こう」と自然に言い合い、二人で行ってきました。
実は私にはもうひとつ、「え?」と言われそうな不義理なことが……^^;
それは、『母の命日をハッキリ覚えていない』ということです。
きっと、過去にも何度か確認したと思うのだけど、何故か頭に入らず……
今でも母を思い出すのは、母の誕生日です。
母の命日を私はずっと、ハッキリ覚えてなかったにしろ、確か7月29日だったんじゃないかと思っていました。
ところが今日、墓前で確認したら、なんと正式な命日は7月23日!^^;
29日は葬式の日か何かだったのかな〜。
(それももう定かではない^^;)
母は、私が実家を出て10年経った頃に亡くなりました。
親が側に居ないことに若い頃から慣れてしまった私は、きっとそのままずっと離れて暮らしているような気で、そのまま死を認めていなかったような気がします。
それが今日……
母の命日を改めて見て……
あ、23日か。
ふみちゃんの日(私がふみえなので^^;)だから、もう忘れないじゃん。
そう確認したら、やっとこれで母の死を受け入れたのかなって思ったんです。
そしたら車に乗ってすぐからなんだか涙がどんどん出てきて。
それも、ひと粒の涙とかではなく、なんだか派手に……。
なんでこんなに泣けちゃうんだろうと自分で驚くほどでした。
私、母の葬式の日以来、ほぼ母のことで泣いたことがないんです。
それが22年経ってこんなに涙が出るなんて……。
本当に母を死んだことを本当に受け入れたからなのかなぁ。
それとも、
「やっと来たか。やっと私が死んだことを受け入れたか」
っていう母のホッとした感情が私に何かを感じさせたのかなぁ。
もう母が亡くなってからかなり長い時間が経っているのに、今日は今までにない、とても不思議な感覚になりました。