「発達障害」はある?ない?の議論について私が思っていること、伝えたいこと

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埼玉県吉川市のカウンセラーふーみんです。
家庭(離婚・夫婦・親子)の解決、心理・精神薬卒業(断薬)のご相談をお受けしています。

 
 

時々、
「発達障害はない!」「いや、ある!」
という議論を目にする。

以前……もう数年前だと思うけど、あるテレビにも出るような有名カウンセラーが安易に
「発達障害は個性。発達障害という病気はない」
というようなことを言って炎上させ、その記事を消すという、言い逃げ的なことをしたことがあった。

根拠があって言っているなら正々堂々と説明すればいいのに。

この問題はそんな簡単に口にできるほど安易なものではなく、かなりデリケートな部分を含んでいるのに、流行りのように「発達障害なんてないんだよー」と言ってしまう人がいて、何を根拠にそう言っているのか説明できない人が多すぎるから、いつも発達障害のお母さんたちを傷つけてしまうのではないかと思う。

なんてことを言うと、私は「発達障害はある」と言っていると思われるかもしれないけれど……

実は私、「発達障害という病気はない」と言って活動しています。

「発達障害という病はない」と気軽にコメントするような人がどういう意味で言ったかわからないけれど……。

私はこの言葉だけでは、かなり誤解されてしまう部分が多いと思うので、何を意図して言っているのか、必ずその説明を加えています。

逆に、そういう説明をきちんとできない人は、ただ流行りのように言っているだけで、きちんと理解できていないと思うの。
だから気楽に言う人に対しては、「何を根拠にそう言っているの?」って突っ込んで聞けばいいと思う。

「発達障害という病気はない」と声を高らかに言い始めたのは、内海聡という医師だと思うのだけど……

実は、市役所の障がい福祉課で働いていた私。

最初、この言葉を見たときには私も
「何言ってるの? あるよ?」
と思った。

私が居た頃はまだ『発達障害』という言葉はそんなにポピュラーではなくて、知的障害・精神障害のほかにADHDや自閉症と呼んでいただけだったけれど、そんな子をたくさん見て来たから、それを「無い」というのは違うと思った。

「個性だから」って、それは他人事(ひとごと)だからそんな簡単に言うの?
とも思った。

で、この先生がなんでこういうことを言うのか、その意図を知りたいと思って、先生が書いているものをよーく読んだ。

そしたら言っている意味がわかったの。

この先生、言葉足らずだから誤解されがちなんだけど、本当はちゃんと

「発達障害だと言われる状態はある」
と言っている。

その上で、
「でも薬で治せる(根治できる)病気じゃないでしょ」
と言っているんです。

そう。
前述の通り、「発達障害と呼ばれるものはある」と私も思っている。
それは「それも個性なんだよね」と笑って済ませられる場合のものじゃないものもあるとも思ってる。

でも、それって決して、薬を飲んで治る『病気』ではないよね?
(まぁ、そもそも薬は症状を抑えるものであって、治せるものなんてないんだけど……(ーー;))

これね。
何も発達障害だけのことじゃない。
うつ病でも、パニック障害でも同じ。

『状態』や『症状』はある。
そこを「気のせいだよ」とか言っているんじゃない。

だから、私たちは「うつ症状は状態であって、うつ病という病気はない」と言っていて、発達障害だけを捕まえて言っているんじゃない。

特に発達障害は主に子ども相手だから、大人が飲んでも危険な精神薬を安易に子どもに飲ませないでという意味で、「発達障害という『病気』はない」って言っているんだ。

つまり、「発達障害」と言われてしまうと、安易に精神科に繋げて薬を出す……その世の中のシステムを問題視しているってこと。

決して、発達障害というものを軽んじて『個性』と言っているのではないの(内海先生や私は)。

だから、私は軽々しく、発達障害と言われるお子さんを持っているお母さんに
「発達障害なんてないのよ」
なんてことは言わない。

お母さんたちがどれだけ大変な思いをしているか、どれだけ悩んでいるかも知っているから。

ただ、精神薬というのはおとなしくさせるだけのもので、脳に直接働きかける薬を子どものうちから飲ませるのは本当に危険。
コンサータ(発達障害の薬)を小さい頃から子どもに飲ませてしまったお母さんたちが、後にどれだけ苦しんでいるのかも知っている私は、できれは『強い個性』とその子を見て欲しいなとは願ってる。

結局のところ、その子と長い時間付き合って行かなければいけないのはお母さんなのだから、お母さんが何を選択しても外野は何も言えない。

薬を飲ませておとなしくなってくれるのがありがたいと思うのであれば、それはそれで仕方がない選択なのかもしれないっても思うところはある。

でも本当に危険な薬であり、それでおとなしくなることはあっても『治る』ことはないのだから……
やっぱり、精神薬漬けにして欲しくないって願っています。

正直、小さいうちから薬を飲ませていて、成人近くになってから薬の危険性に気づいても、もう助けられないケースは山程あります。

それでますます苦しむようになってしまった家庭をいくつも知っています。

そうなって欲しくないの。

今の社会、知的障害も療育手帳をもらうのに精神科に行かなければならず、精神薬と緑の手帳がセットだったりしている。

このシステムが間違っている。

知的障害も発達障害と同じ。
『障害』なのだから治らないのになんで精神薬が必要なのだろう?

社会のシステムが変わるより仕方のないことだけれど、この事自体がおかしいと思う人が増えてくれることを心から望んでいるんです。

私が仕事をしている場所で、数人のお子さんが周囲(行政や学校)に病院へ連れて行くように言われ、就学前から薬を飲んでいる子がいました。

それが正しいと信じているお母さんには、
「薬はよくないから。必要ないから飲ませないで」
と言っても、おとなしくなることを実感し、それがありがたいと思ってしまったお母さんにはもうなかなか言葉が届かない。

そりゃそうだよね。
周囲から病院に連れて行けと言われたら、その周囲の目が気になるもの。
気にならなくなるためには、薬を飲ませておとなしくさせる……それも大切なことだよね。

でもそれって誰が困っているのだろう?
お母さんが困っていることを解決させるために、薬を飲ませる選択をしてないだろうか?

今はそれでいいかもしれないけど、数年先、身体が勝手に動いてしまったり、もっともっとじっとしていられないような状況になったり、はたまた会話もまともにできない状態になったり、寝たきりになったり……
そんな風になる可能性もあるんだということを知って、考えて欲しい。

脅かしではなく、そうなる可能性もある薬を飲ませているということを認知して欲しい。
その上で、「それでもうちの子は病気なのだから」と思うのであれば仕方ない。

でも、世の中のこのシステム……。
周囲を気にするお母さんにはどんどん入り込むけれど、もっと派手な個性の子を持っていてもお母さんが
「この子、おもしろいでしょー。 この子本当に個性が強くて」
って笑い飛ばしてしまえば、病院は必要ないという、それくらい曖昧なものだということに多くの人は気づいていない。

親御さんが大変なのはとてもよくわかります。
薬でおとなしくなってくれたら、その方が助かるという気持ちもわかる。

だからこそ、「発達障害なんてないんだよ」と一言で片付けるのではなく、色んな方面から一緒に考えたり、手助けしたりできるようにならなければいけないんだよね。

そこができていないから、お母さんは追い詰められる。
そこをどうにかしなきゃ根本的な解決にはならないんだよね。

とにかく……
病名ばかり増やして、薬を出せる状態ばかりを増やす、利権・利権の世の中のシステムが一番悪いんだと私は思います。

私はここを一番否定しているんです。

だから、私はやっぱり言い続けます。

「発達障害という状態はあるけれど、薬で治る『病気』ではないんだよ」
と……。

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