自分で仕事をするようになって、『人脈・人脈』という言葉を散々耳にして来た。
でも、その人脈の作り方を間違えている人がものすごく多いし、人脈セミナーみたいなものもたくさん開催されているけれど、その多くが嘘っぱちばかりで、見ていて本当にやきもきする。
まぁ、私も昔は仕事が欲しくて、何かいい話が転がっていないかと異業種交流会なんかに行っちゃって彷徨った口だから、あまり偉そうなことは言えないけれど、でも何回かそんなものに参加して
「あぁ、私はこういうところには用はないな」
と悟ったの。
もちろん何件か……本当に何件か、カウンセリングのご紹介をいただいたり、直接、離婚相談をいただいたりはした。
そういった意味では、まぁ、数％は成果はあったのかもしれないけれど、でも、カウンセラーの行く場所ではないと思ったのね。
私はもっと『仕事』として繋がれる人を望んでいたから。
しかも異業種交流会とかって、自分の見込み客を探すために出席している人ばかりだらね。
どこかに営業ができないか。何か仕事の話がないか……
そんなギラギラした人たちの集まりだもん。
欲望が渦巻いている中で、なかなかキレイな繋がりなんてできるわけがないんだよね。
で、私はもう異業種交流会には用はないなと、一切出ることをやめ、自力でコツコツと一生懸命、自分なりの人脈作りをして来た。
私の言う人脈っていうのは、お客になってくれそうな人や自分を紹介してくれる人、仕事をくれそうな人のことを言うんじゃない。
もちろん、それはそれで有り難い話ではあるけれど、それは自分の仕事をきちんとプロとしてできるようになってからの話なんじゃないのかな。
本当に必要な人脈って、自分の仕事を安心して進められるように、自分ができないことが目の前に起きても、きちんとそれを依頼できるプロと繋がっていることだと思うの。
私が自慢できる『人脈』というのは、
・法的な相談が来たら弁護士
・家の名義などの書き換えが必要になったら司法書士
・内容証明など法的な争いがなく済みそうな場合の行政書士
・不貞問題のときの調査会社
・手続きなどがわからないときに相談できる市役所職員
・私が専門ではない相談のカウンセラー
って、こういう繋がり。
私はここ数年、離婚より断薬関係の方が増えてしまったけれど、でも未だ、困ったら電話して相談できるプロたちが周囲に居てくれる。
こういう繋がりを持っているから、安心して離婚相談をお受けできるワケ。
今日もちょっとしたご相談……というか聞きたいことがあって、三人の弁護士の先生に電話を入れましたよ。
しかも、一人の先生は７年～８年ぶりに連絡した先生。
それでもサクッと対応してもらえるの。
なぜかと言えば、ちゃんと昔からきちんとした仕事をして来たから、何年経ってもちゃんと信頼関係は残っている。
これ以上に有り難いことってないよね？
これが本当の人脈だと思うの。
人脈＝金脈だって勘違いしている人、すっごく多いよね？
何故そんな風になってしまったのか。
それは、そう教えるクソなセミナーが多いからね。
でも、そうじゃない。
一人で仕事をしているからこそ、困ったことがあったら、その先のプロに依頼する。
自分のためではなく、顧客のために。
これが本当に必要な人脈であり、一人で仕事をしている時こそ作らなきゃいけないものだと思う。
セミナー講師の皆さん……特に『人脈作り』とか言っている人は、こういうこと、ちゃんと教えてくださいね～！
でも、本当にそういうことができる人って本当に少ない。
だって、自分ができることとできないことを、きちんとわかっていないから！
やること・やらないこと、できること・できないことをきちんと振り分けられてこそプロ！
できなことに手を出し、さもできるような顔をしながら困ったら後は放置して金を取るなんて、そんなのプロの風上にも置けない奴なんだから！
こういう真っ当なことをちゃーんとやっていても、カウンセラーってだけで「怪しい」とか言われちゃう。
真っ当なことできないエラい肩書きの人ってたーくさん居るのにね。。。
そんな真っ当なカウンセラーの私、真っ当なカウンセリングを教えています。
『断薬』という名称がありますが、心の病や精神薬のことをきちんと理解してこそ、病んでいる人とちゃんと向き合えるカウンセラーになれます。
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